お茶にゲルマニウム

植物の事を主に、気まぐれに好きなことを記録、共有していきたいブログです

初心者必見!?初心者と学ぶバラの冬剪定!

ブログを頑張ると宣言してから早1ヶ月。
まあ月1くらいで更新できたらえらいもんだと勝手に自分を納得させております。
広く浅めな自分の勉強の為!同じような悩みを抱える同士達の為!決意を新たに今月も記事を書く!

ということで春を目の前(?)にしたこの2月はバラの選定についての記事を書いていきたいと思います。

今回モデルになってくれるのはこのお二方
京成バラ園芸出身、フロリバンダローズの「春乃」
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そしてポールセンローズのパレードシリーズ「カリナ」です(咲いてる写真が無かった…)
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そして自分が使う道具がこちら
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左から鋸、盆栽なんかで使う鋏(細かい所用に)、そして剪定鋏です。
大体剪定鋏でいけると思いますが、あんまり太い枝を切ろうとすると、枝が割れたり、断面が荒れてバイ菌が入りやすくなってしまうので、そうした時に小さい鋸があると便利です。

で、早速剪定に、、
と、いきたいところなんですが、「そもそも剪定ってなんのためにするの?」という話だけ少ししたいと思います。知った上で取り組んだ方が理解がより深まり、剪定の際にひとつの判断基準になるかなと思います。

バラは剪定しなくても育ち、花も咲く。
しかしその場合、花数は多くなるものの、1つ1つの花は小さく、花弁も少なくなってしまう。
それぞれの品種の特徴を出すためには花数を制限し、栄養を集中させる必要がある。
また、古い枝を取り除き、新しい枝に更新することで株が健康になり、枝を整理することで日当たりや、風通しが良くなり、病害虫の予防にもなる。

というのが剪定をする主な理由です。
ちなみに冬にするのは休眠中にした方が株への負担が少ないためです。夏にもしたりしますが今回は説明は割愛します。
では、いよいよ剪定していきます。

先に春乃からいきましょう
まずはどこを切るか観察して決めていきます。
枯れ枝や細かい枝、混み合った枝は切ります。ただ鉢植えの場合は枝をやや多めに残すのだそう。またフロリバンダ系は割り箸(3~4mm)くらいの枝でも花をつけるそうなので、それよりも細い枝を目安に切っていきます。

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全体の半分から3分の2くらいを目安に切っていくとのことなので、こんなくらいでしょうか

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そこから向きが下向きだったり、細かったり。あと枯れた枝などを除いていきます。
「去年剪定した箇所から芽を3つくらい残して切る」というのも書いてあったりしましたが、去年その通りにして枝葉が少なくなってしまったので今年は無視します。

太さが割り箸程度、そして外向きか、空いてる方に向いてる芽の5mm上くらいを切ります。
育ってきたときどうなるかを想像しながら残す枝、芽を決めていきます。

そんなこんなで
選定前
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選定後
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大体半分くらいですね。


で、次はカリナさん
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買った時に1つの鉢に5株が一緒だったので、枝が偏ってますね。
枝も全体的に細いので一番低い枝を基準にして、回りの高さを合わせていきたいと思います。
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こんな感じに。元の枝が少ないので、気持ち控え目に剪定しました。

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今はバランスが悪いですが、株元には空いてる方に向かって芽が出てきているので、成長していくにつれてバランスがとれてくると思います。

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他の剪定も終了。低めに切ったものもあり、どうなるか様子を見たいところです。


ということで、今回はバラの冬剪定でした。
自分自身まだこれで3回目で、毎回本を片手にやってます。しかし、教本通りとはいかないので、あくまで参考にしながら自分で判断することが多いです。剪定教室などで自分のバラを持ち込んで教えてもらうのが一番良いと思うので、近場でそうした教室を探してみるといいかもしれません。ちなみに自分はまだ行けてません。
「いや、それはどうなの?」「こうした方がいいと思う」といった意見もあると思います。バンバン言ってもらっていいんですが、傷付くような言い方は勘弁してください。グラスハートですので。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
よければコメントなんざいただけるとアホみたいに喜びます。
それではこの辺で。